11月になるとノロウイルスが流行し、12月~2月ぐらいでピークになります。
で、皆さん知っていましたか?
ノロウイルスにアルコール消毒は効果が弱い。って事。
(2020年2月追記 コロナウイルス対策にもこの記事は役に立ちます!)
結構有名なんですかね?私は知りませんでした。
ちなみに、少し前までは「アルコールは全く効果が無い」とされていましたが、最近では「多少効果が期待できる。二度拭きがオススメ」と言われています。ただし、未だに「全く効果が無い」と言う研究者もいるみたいなので、完ぺきでは無い、という事は覚えておいた方がいいと思います。
効かない理由は、ノロウイルスがノンエンベロープウイルスと呼ばれるウイルスだからです。
ノンエンベロープウイルスとは。
脂質の膜(エンベロープ)を持たないウイルスで、一般的なアルコール消毒剤が効きにくい傾向にあります。代表例:ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルスなど。
インフルエンザのウイルスはエンベロープに覆われているウイルスなので、その膜さえアルコールで破壊してしまえば、やっつけられるというわけです。
ノロウイルスは、膜が無くても生きていけるタフなやつなのです。
ノロウイルス対策
では、ノロウイルス対策で一番良いのは。
「次亜塩素酸ナトリウム」
有名どころだとハイター等の塩素系漂白剤がこれにあたります。
熱湯での使用はダメ!
バイトをしていたころ、パートのおばさんに「熱湯にハイターを入れれば、1回で熱湯消毒もできるよ」と教えられましたが、これ嘘でした。
というのも
次亜塩素酸ナトリウムは60度以上のお湯で分解し、効果が無くなってしまいます。
お湯ではなく、水で薄めましょう。
薄め方は、500mlに対して、キャップ(ペットボトルのキャップ)2杯。
これはノロウイルス対策として、嘔吐物等の後処理にも使えます。
染み込ませた布で拭いた後、10分後ぐらいに拭き取りましょう。
※漂白成分もあるので色落ちには注意しましょう。
まとめ
ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが効果有。
アルコールは未知数なので、嘔吐物の掃除等は次亜塩素酸ナトリウムで行いましょう。
また、インフルエンザにも効果があるとのことです。
こちらは、インフルエンザ、ノロウイルス両方に対応できるよう開発された消毒スプレーです!一家に1つ備えがあるといいかもしれませんね。
では、あでゅー。