zuborack.ズボラック

ズボラのライフハック。hip hop、rock、fashion、かったりーが口癖のアナタに。

甲本ヒロトはやっぱり甲本ヒロトだった。

 本ページ内に商品プロモーションが含まれている場合があります

まつもtoなかい〜マッチングな夜〜を見た。

 

感想は甲本ヒロトはやっぱり甲本ヒロトだな。って思った。

 

清志郎の葬式の時に革ジャンで出席しているのをニュースで見た時も、やっぱりそう思った、

 

 

俺がブルーハーツに出会ったのは高校生の時だった。ヒップホップとパンクロックに同時にハマるという珍しいパターンだった。同級生には少なくともそんなやつはいなかった。代々木公園にラッパーとゴイステを見に行くようなやつは、ね。

 

 

 

高校を出たあとの俺は、友達がいなくて、当時付き合ってた彼女と毎日のように下北沢をブラブラしてた。

 

 

彼女はバンドが好きで、ロックが好きだった。俺はヒップホップも好きだったけど、彼女に合わせるかのようにロックやパンクに傾倒していた。

 

 

革ジャンを着込んで、ラバーソール履いて、腰にはチェーンをたらしていた。下北沢にはそんなやつたくさんいた。

 

 

そんな中、甲本ヒロトと峯田のインタビューを発見した。

 

 

ヒロトは言っていた。

 

 

「1番最初にギターを鳴らした瞬間。あれがピークなの。あとはゆっくり下っていってるんだ。」

 

 

その時は「いや、ステージに立つ喜びとか、テレビに出た時とか、色々あるでしょ?」なんて少し斜めに構えていた。

 

 

今日まで、そう思ってた。

 

 

 

ところが、今夜のヒロトの姿を見て「あ、あの時の言葉、全然嘘じゃないんだな」って思ってしまった。

 

 

ヒロトにとって、夢って「バンドをやること」であって、売れたいとか、認められたいとか、そんなことどうでもいいんだな。

 

ハイロウズ時代に14才で歌ってたように、心に刺さったまんまなんだって。

 

 

ブルーハーツのドブネズミの詩って詩集の中で

 

「大リーグで活躍したいと思うことは夢じゃないんだよ。野球をやりたいというのが夢だ。」

 

って言葉、綺麗事だなってずっと思ってたけど、綺麗事じゃなかったんだな。

 

 

ヒロトは、60歳手前になっても20代の時と全く変わったなかった。

 

菅田将暉と歩くガニ股が昔からビデオでみたヒロトと全然変わってなくて、なんか少し安心した。