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【奥様は、取り扱い注意】原案の金城一紀のオススメ小説

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最近は新刊が出てなくて寂しいけど。過去に出てる作品がどれも素晴らしい。

 

ぶっちゃけると、全部オススメw

 

それでも3点ほどオススメ作品を。

 

 

レヴォリューションNo.3

 

毛沢東の肖像を掲げたって

 世界は変えられないよ

    --------ザ・ビートルズ

 

1ページ目の、この一文でもう読みたくなったよね?

内容は、オチコボレ男子高生(ザ・ゾンビーズ)の青春痛快物語。女子高の文化祭に侵入する話。

こう書くとどうもコメディっぽく思われそうですが、全然違うぞ!

青臭く、熱い。漫画で言えば、ろくでなしブルースとかのジャンプ系青春漫画好きにもぐっとくる小説だと思います。一気に読めます。

 

ちなみに文庫も単行本もどちらも表紙がかっこいい!

 

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

 

 

 

レヴォリューションNo.3

レヴォリューションNo.3

 

 

 

 

フライ,ダディ,フライ

 

『大切なものを守りたいんだろ?おっさん』

 

映画化もされたので知ってる人も多いかも(主役のV6岡田君最高です)

 

ストーリーは、愛娘を殴られた父親が、殴った犯人(高校生ボクシングチャンピオン)に復讐をすべく喧嘩を挑む話。その為にトレーニングをつけるのが、さっき書いたレヴォリューションNo.3の男子高校生たちです。よって、先にレヴォリューションNo.3を読んだ方が倍楽しめます。

 

 

フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

 

 

 

フライ,ダディ,フライ [DVD]

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小説や映画で好きな手法があって。

話の前半で使われたセリフが後半になって別の使われ方をする、っていうやつな。

 

例えば某映画で「5円でも金は金だ。無駄にするな、救われる時が来るぞ」的なセリフが最初の方に出てきて、ラストにその言われた人物が「あ、5円落ちてる」って屈んだところ、銃の弾が外れて命拾いする。ってシーンがあるんですけど。

 

そういうのが俺、すごく好きで。

 

この、手法の中で最も好きな小説がこれです。

って、文章下手すぎて伝わらないですね。とりあえず、読めってw

 

※この2作品以外に「SPEED」「レヴォリューションNo.0」もこの男子高校生たちが出てきます。

 

映画篇

 

これ、マジでどんな風に説明したらいいのかわからんw

 

映画を追体験するような話です。各話、読み切りみたいな感じなんですけど、題材となっている映画を見たことなくてもおもしろいです。

 

 

映画篇 (新潮文庫)

映画篇 (新潮文庫)

 

 

 

 

まとめ

 

上記3作品に限らず。金城一紀作品は、エンターテイメント作品です。

アマゾンのレビューで「ただただ楽しく読めました」って感想を書いてる人がいて。

 

雑だな、だけどその通りだな。って思いました。

 

どれも描かれてる人間が、決して良いとは言えない立場に置かれながら、戦ってるんですよね。そして、金城一紀は出てくる人間を救ってるんですよね。俺はどちらかと言えばその部分がすごく好きです。

そして、いちいち出てくるセリフがかっこいいんだ。

 

ま、ちょっと気になった人がいたら読んでみてください。読みやすいので、あまり読書しない人にもおすすめです。勇気が出るよ。

 

 

え?読む気ないって?テンション下がるなぁ。(フライダディフライ)