究極の音痴は、自分の出している音がそもそも合っているかどうかわかない。
なのではないだろうか。
『ピアノの音と同じ音を声で出してください』『鍵盤につづいて同じように歌ってみてください』
そもそも、わからねーし!
な人が音痴克服まで時間が一番かかる。それをここでは「感覚的音痴」と呼びます(勝手に名付けました)
一方、高い声が出ない、途中で音程がズレてしまうという人はそれにあったトレーニングという解決策ある。
感覚を身に着けるというのが一番難しい。
- 人から音が合ってないと言われる
- カラオケの採点で音程が合わない
- ピアノのドを鳴らして同じ音程で歌ってと言われてもサッパリ
そんな人向けに今回は最強アプリを紹介したい。
それがこの新曲視唱proというアプリ。
超実践的に書いていきたい。
音程が合っているかわからない問題
少し、まずは自分の体験談を皆さんの参考になれば。アプリの活用方法につながっていく話なので、ここまで読んで「私もそのタイプです!」「俺もyoutubeでピアノの音と同じ音を出す練習とか言われても、わからねぇよってなってた」って人は是非長いけどお付き合いください。時間ない人は飛ばしてもいいけどね。
僕自身、超が付くほどの音痴でした。
が!実は25歳まで自分が音痴だと気づいてなかったのです。これ、音痴あるあるだと思います。
当時付き合っていた彼女に
「言いにくいけど音痴だよね・・・」
と言われ
カラオケによく行ってた友人には「まぁ、、うまくは、ないよねぇ」と誤魔化され。
25歳にしてようやく音痴である事に気づくのでした。。。
僕の音痴を治した方法
10年前に今回紹介したようなアプリはありませんでした。
僕はその時の彼女(ピアノ歴20年、音楽教室で働いてた経験アリ)と治しました。あの時、僕と付き合ってくれて感謝です。以下、先生と書きますね。(最後はふられry)
本当は音楽教室に行くのが手っ取り早かったんでしょうけど。お金も無かったし、なんか恥ずかしかったし。
僕のように「感覚的音痴」な人は
他人に聴いてもらって治す
以外に方法がないんです。
例えば、高い音が出ない、音が外れてしまうのはわかるけど、合う声が出ない。
な人たちは歌唱法を身に着ければよくて、それは自己努力でどうにかなることがほとんどです。youtubeにも「高い音 出す方法」「音程を合わせる方法」なんかで検索すれば数多く出てきます。
音程やキーというものはある種の感覚であると思う。言葉で説明できないから。
でも、正解があるものだから困る。
例えば「ここのラーメンは美味しい」には「いや、それは好みによるだろ!」と感覚の違いで肯定も否定もできるが、音程は違う。
数学のテストのように、正解がある。
感覚なのに。言語化できないのに。
僕の練習した方法
まず先生にピアノで「ド」を弾いてもらい、僕が「アーーーー」と歌います。この時、自分の声を聴くことを必ず意識してくださいね。
もちろん、全然あってません。
そこで先生が「今の音だと、鍵盤だとコレだね」と言って、ピアノを叩きます。
すると、自分の声とピアノの音が合わさる感覚がわかるんですね。
それが音が合っているということなんです。
この音が重なっている感覚を身に着けて行くのが感覚的音痴を治す唯一の方法なんです。
それがわかると、今度先生が「じゃあこの音を歌ってみて」と弾いた音と、自分の出す「アーーーー」がズレているのがわかるようになっていきます。
先生がピアノを弾きながら「もっと高く!」
僕「アーーーー」
先生「あと少し高く」
僕「アーーーー。重なってる!!!!!」
みたいな感じに、自分の発している声の音程がわかるようになります。
これ、文章で伝わってますかね?
伝わりにくいですよね??だから、感覚的音痴って治りにくいんです。僕もそうでしたから。
他人に聴いてもらって治すしか方法がない、と僕が言った意味が少しわかってもらえたかと思います。
新曲視唱proが本当にすごすぎる
このアプリには本当にもっともっと早く出会いたかった。
このアプリはまず、ピアノの音が流れそれに合わせ歌うんですが、カラオケの採点バーのように自分の声がピアノ音に対して低いか高いかをちゃんと判断してくれるのです。
つまり、他人に聴いてもらえるんです。第三者に判断してもらえるんです。
しかも、自分の声も録音してくれます。
これをひたすら繰り返すだけで、音程が合うという感覚が掴めるようになると思います。
聴音(歌唱)をタップ
まずは再生。ピアノの音が流れます。音符をタップで、その音を単独で聴くこともできます。
次にスタート。音符に合わせて歌います。アーでもオーでもドーーラードーって歌ってもOKです。
失敗するとこんな感じ(赤が自分の発声した音)これだと自分の音が低いって事ですね。この時に再生をすると、自分の声も一緒に再生されます。恥ずかしいですけど、これ大事。
正解するとこんな感じ
男性の場合8va(ピアノ音が下がります)にしてやってみるのもありです。
コツとしては再生でまずは何回も聞いて、頭で覚えましょう。次にスタートで採点を始めます。最初の音が合うまで何回も繰り返すのが良いと思います。
まとめ
とにかく自分じゃわからないのが、感覚的音痴です。このIT化社会で、とうとうアプリが音痴を治してくれる時代になりました。マジでオススメです。ちなみにこのアプリ開発者からお金をもらったりしてません(笑)知り合いでもありません。一切、忖度なし。
このアプリを作ってくれた人に最大の感謝を込めて!
※もしこのアプリで全然音が合いません!な方がいたら先着で何名かに直接アドバイスもします。是非ツイッター(X)で絡んでくださいなー。
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